中東地域にはさまざまな国家があります。イラン・イラクやトルコ、シリアなどわたしたちにもおなじみの国のほか、あまりなじみのない国にも興味深い世界遺産は多数あるのです。
たとえばイエメン。アラビア半島の南端にあるこの国には首都サヌアの区域内が世界遺産に登録されています。そのほかかつてイスラム世界の宗教・学問の一大中心地として繁栄していたザヒードなどがとくに有名です。
そのすぐ東で隣接しているのがオマーン。この国には4つの世界遺産がありますが、とくにバハラ城塞はかつてのオアシス都市の繁栄を現在に伝える基調な遺産となっています。
それからカスピ海に面した国アゼルバイジャン。日本人にはあまりなじみのない国ですが、ここには首都バクーの旧市街や先史時代の遺跡を残すコブスタンなどの魅力的な世界遺産があります。この地域はキャラバンの通商ルートとして繁栄した場所も多く、独特の文化を伝えてくれる遺跡が多数あるのです。